もう少しで40歳になる筆者。人生の折り返し地点です。
30代はこれで良かったのかな、後悔なく生きるためには40代はどう過ごすべきか、いろいろと考えてしまいます。
今回は、10年程前に流行した『〇代にしておきたいこと』関連の自己啓発本の内容について整理していきたいと思います。
多くの本に共通している内容は、「肩書きより土台」「拡張より整理」です。
※特定の1冊を要約したものではなく、「20代向けの本」「30代向け本」「40代向け本」複数冊に繰り返し登場する考え方・結論部分のみを抽出し、主に、繊細な人向けにまとめています。
30歳までにしておきたいこと(20代の軸)
- 自分の得意・不得意を把握する
- 無理な人間関係から距離を取る経験をする
- 失敗しても立て直せる若いうちに挑戦する
- 仕事以外の「自分の逃げ場」を持つ
- 体力・回復力の貯金を作る
♦共通点:挑戦し、築いていく時期
30代にしておきたいこと
- 「向いていない努力」をやめる
- 得意な役割・疲れない働き方に寄せる
- 生活レベルを無理に上げない
- 信頼できる人間関係だけ残す
- お金・時間の使い方を整える
♦共通点:取捨選択と方向修正
40歳までにしておきたいこと(30代後半〜40直前)
- 体調管理を最優先にする
- 仕事を「我慢前提」で選ばない
- 人生の固定費(人・物・仕事)を減らす
- ひとりでも心が安定する状態を作る
- 収入源を一つに依存しない
♦共通点:守りに入る準備、整える時期
40代にしておきたいこと
- 「頑張らなくても回る生活」に移行
- 評価より心身の安定を優先
- 若さで補えない部分を仕組みで補う
- 他人の期待から降りる
- 静かに続くものを大切にする
♦共通点:消耗しない人生設計
すべての本に共通する本質
- 無理は「美徳」ではない
- 人生は足し算より引き算
- 早く気づいた人ほど楽になる
- 遅くても「気づいた時」が最適な時期
「〇歳までにしておきたいこと」と題された本に共通していたのは、
削る・守る・疲れない、つまり、
何かを“足す”ことよりも、余分なものを“手放す”視点でした。
前回の記事の「買わない暮らし」「物を持たない暮らし」と同じ考え方です。
増やすことで安心するのではなく、減らすことで心を軽くする。
肩書きや経験を重ねるより、自分の土台を整える。
人生の節目は、何かを急いで決めるタイミングではなく、
静かに整理するための合図なのかもしれません。
今の自分にとって、本当に大切なものだけを残す。
それだけで、これからの人生は十分に整っていくのだと思います。
参考文献
(書籍)
- 本田健『20代にしておきたい17のこと』大和書房、2010年
- 川北義則『「20代」でやっておきたいこと』三笠出版、2010年
- 本田健『30代にしておきたい17のこと』大和書房、2010年
- 川北義則『「30代」でやっておきたいこと』三笠出版、2010年
- 永松茂久『30代を無駄に生きるな』きずな出版、2019年
- 本田健『40代にしておきたい17のこと』大和書房、2011年
- 川北義則『「40代」でやっておきたいこと』三笠出版、2013年
- 岸見一郎、古賀史健『嫌われる勇気』ダイヤモンド社、2013年(年齢本ではないが40代以降の思想として頻出)
詳しいプロフィールはこちら
→物心がついた頃から生きづらさを感じていた
→人の気持ちに敏感で、お人好しで、親切で…いつも疲弊してしまう
